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事業承継をする後継者が学ぶべき智慧(4)-市場戦略

経営戦略は市場戦略、組織戦略、人事戦略、社風戦略という4項目で構成されているのですが、とりわ

け市場戦略が重要となります。

 

市場戦略とは、下文を完成させることです。これをビジネスモデルと言います。

誰のどのようなニーズに(顧客ニーズ特性)

どのような商品を(業態特性)

どのように生産して(仕入れて)販売するのか(商品力特性)

 

ここでのポイントは、顧客ニーズは時代とともに変化するということです。

永遠に発展する企業など過去みたことがありません。森羅万象の法則にあるように、生成・発展・衰退

という原理からは何人といえども逃れることはできない。例えば、小売業で見ましょう。

戦後の小売業の主役は百貨店と商店街・公設市場でした。しかし、昭和32年に主婦の店ダイエーを設

立後、スーパーマーケットという新しい小売業が誕生。そして栄華を極めたものの競争激化やコンビニ

や生鮮スーパーという新業態にシェアーを奪われ、イオンに買収され中内ダイエーは事実上消滅。

今や、イオンやセブンイレブンもスーパー事業の悪化を食い止められず、コンビニが流通の覇者に。

また、追い打ちをかけるように2001年アマゾンが日本上陸。eコマースのが著しい成長によ

りスーパー事業は更なる悪化。このように小売業界の盟主は変転してきたのです。

 

では、なぜ盟主が変わるのでしょう?ずばり、時代の要請するニーズが変わるからです。戦後は、国民

全員が貧しい。より安いものを求めるのは生活防衛上、当然でしょう。しかし、時代の移り変わりとと

もに、今や専業主婦が少数派となり、国民全員が忙しい。スーパーに行くこと自体がわずらわしい。

ここに、コンビニやeコマースが登場する背景があるわけです。

 

だから、すべての企業経営者にはチャンスがある、私は、そう思います。今までの話は、多くの中小企

業後継者にとって大きな話かもしれませんが、ダイエーも立ち上げ時は零細企業ではありませんか。

また、そんな大企業になりたいという野望を持っていない方も多いでしょう。中小企業経営者の多くは

家業であり、“成長”よりも“継続”を求めます。心配はありません。中小企業スーパーでも素晴らしいビ

ジネスモデルをもっている会社もあります。大阪の生鮮スーパーたこ一など、よくできたモデルです。

たこ一(生鮮スーパー)の店舗一覧まとめ!大阪中心に7店舗

 

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