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事例研究 クロネコのマネジメント(6)-成長期の計数管理

成長前期と成長後期にわけて戦略・戦術の説明をしましたが、次に、その成果管理をどのように行ったのかを説明します。

成果管理には先行管理と事後管理があります。事後管理は、活動生産性という会計数字を使って成果の測定を行います。活動生産性については、下記参照。

事業承継をする後継者が学ぶべき智慧(8)ー戦略戦術の有効性を評価する①

 そして先行管理については、下記を参照。

事業承継をする後継者が学ぶべき智慧(9)ー戦略戦術の有効性を評価する②

  活動計数は戦略・戦術によって変わる。成長後期を例にとって、どのように活動計数を設定するのか学びましょう。

成長後期の戦略的課題には不在宅増加による未配達増と利用者増による遅配という二つの課題がありました。まず不在宅対策を解決するものとして不在連絡票が採用されたのですが、「活動計数」として取り上げられたのが、「未配達個数残高」の減少でした。宅配事業の売上高は、荷物を渡して役務が終了するので、未配達の状況は前受金なのです(お代金は荷物を預かるときに受領済み)。また未配達が続くとストックが増えて混乱します。そしてこのような課題に対して不在連絡票は大きな効果をもたらしてくれたのです。

次に利用者増による遅配について説明します。遅配は信用問題になります。解決策として、ウオークスルートラックが生み出されました。これにより、追求すべき活動計数は配達生産性(配達荷物数/トラック台数)です。ドライバーの生産性がこれにより飛躍的に伸びたのです。

そして、この二つの戦略・戦術により活動生産性がアップしたことを最後に確認するのです。活動計数と活動生産性は戦略・戦術の管理にとても有効なツールです。

 

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